ふるさと納税は今後どうなるのか?

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私はビールが苦手でした。

苦くて、シュワシュワーってしてますし。

同じシュワシュワーってしてるなら断然コーラを飲んでいました。

そう、働くまでは。

そんな私も働きだしてからはビールが少しずつ飲めるようになりました。

そして今やビール大好きな、ただのおっさんです。笑

今回はふるさと納税で頼んでいた(頼んでいたとか言ってしまうあたりに制度の矛盾を抱えていますね。)ビールが届いたので、ふるさと納税の返礼品について考えてみます。

ふるさと納税やっていますか?

泉佐野市からふるさと納税の返礼品が届きました!

エビスビールです!嬉しい。タオルもおまけでついていました。

みなさん、ふるさと納税はやっていますか?

今やふるさと納税はとてもメジャーになりました。

私も税理士事務所で働き出してからは毎年やっています。

私の影響で友達の中にも、ふるさと納税をやる人が増えてきました。

30年度は牛肉、ビール、豚、うなぎを返礼品でもらいました。

ふるさと納税あるあるだと思いますが、ふるさと納税の返礼品で冷凍庫がいっぱいになります。

ふるさと納税でもらった返礼品を食べるため、蟹山邸ですき焼きパーティを開催したこともあります。

ふるさと納税はメジャーになりすぎたと思います。

知れば知るほどお得な制度。

盛り上がる自治体。

加熱する返礼品競争。

都市部から流出する税金。

いよいよ国も黙っていません。

法律を改正し、加熱するふるさと納税の返礼品競争にメスを入れようとしています。

返礼品競争がアツイ!国は怒っている。

ふるさと納税でもらえる返礼品がどんどん魅力的になっています。

10,000円寄付すると、5,000円相当の金券がもらえる自治体などが多くありました。

エビスビール1ケースも10,000円の寄付で送ってくれるとなると、なかなか良い返礼品だと思います。

返礼品を魅力的にすれば、返礼品目当てで自治体には寄付が集まります。

中にはiPadが返礼品になっている自治体もありました。

iPadめちゃくちゃ欲しい。

ただし、このような返礼品競争は国も黙ってはいないようです。

平成31年度の税制改正でふるさと納税について見直しがなされています。

この改正により、総務大臣の指定した自治体しか、ふるさと納税の対象としないという法整備がなされる予定です。

総務大臣の指定した自治体はルールを守った自治体ということです。

『ふるさと納税制度の健全な発展に向けて、一定のルールの中で地方公共団体が創意工夫をすることにより全国各地の地域活性化に繋げるため、過度な返礼品を送付し、制度の趣旨を歪めているような地方公共団体については、ふるさと納税の対象外にすることができるよう、制度の見直しを行う。』(平成31年度税制改正大綱より)

31年度税制改正でふるさと納税にメス!いつからルールが変わる?

今回の改正によって、ふるさと納税の返礼品については、ルールが法的に規定されます。

具体的には、下記のルールです。

<改正後の返礼品>

①返礼品の返礼割合を3割以下とすること

②返礼品を地場産品とすること

うーん、なかなか渋いルールですね。

しかし、法律は守らないといけません。

我々が唯一頼るもの、それが法律だからです。

気になる適用時期は?

この法律は平成31年6月1日以後に支出された寄付金について適用されます。

なので、今年の6月以降はふるさと納税の返礼品については、少しグレードダウンされるはずです。

かけこむならまさに今がチャンスです!

納税はお早めに!

ふるさと納税で好きな自治体を応援しましょう。

私は九州の上峰町を応援しています。ここの牛肉は美味しいですよ(^^)

<編集後記>

本日はふるさと納税祭り。確定申告書にふるさと納税の自治体を大量に打ち込みました。

<本日の1日1新>

『君たちはどう生きるか』を購入。これから読みます。