大学生の頃にバイト先の店長から言われたことで、今でも覚えている言葉があります。
それは店長からの問いかけでした。
蟹山くん、まずいのに大繁盛のお店があるとしたらどんなお店やと思う?
そこで、今回はこの店長の言葉について考えてみます。
まずいのに大繁盛のお店がある理由は?
店長いわく、その街にそのお店しか行くところがないからとのことです。
行くところがないと、どうしてもそのお店に足を運んでしまいますね。
そうなると比較対象もなく、そのお店のおいしさといった要素は関係がなくなるんですね。
そのお店にとっては味ではなくて、その街にそのお店しかないといことが価値なのでしょう。
経営という目線では大正解のお店なのでしょう。しかし、そのようなお店は私は行きたくないなぁ。
他のケースでいえば、コンビニは近さが大切です。
ちょっとコンビニに行こうと思ったときに、隣町のコンビニまで行くことはそうそうないでしょう。
同じ価格で同じようにレジを打ってくれて、同じ温度にお弁当を温めてくれるコンビニは家からの近さが価値なのかもしれません。
ものには何らかの理由がある。それが経済
人が生きているこの社会ですから、ものにはなにか合理的な理由があるはずです。
コンビニで500ミリの水が108円で売られているのに、その下にある2リットルの水は100円で売られています。
同じ銘柄の水なのに、なぜ少量の水の方が108円と高く、4倍も量がある水は逆に8円も安いのでしょうか。
おそらくですが、少量で108円の水の方が飛ぶほど売れるからではないでしょうか。
売れるものはその値段で売ってもOKということです。
もし私以外に北堀江に税理士がいなければどうでしょうか?
税理士は全国に約77,000人います。
コンビニよりも多いです。コンビニとの比較って使い古された例えですが、税理士って多いんですかね?
北堀江で見ても、ネットで検索できるだけで30人以上は税理士がヒットします。
一つ言えることは、
北堀江の街に税理士は私しかいないから私に依頼する。クオリティは求めていない。
そのような状況は悲しいということです。
さて、私には差別化できる武器や仕事があるでしょうか?
じっくりと考えないといけません。(独立前に身につけることができていれば文句無しなのですが。)
<編集後記>
本日は鍼灸整骨院の確定申告をしていました。この仕事をしてから鍼灸整骨院って言葉を知りました。しんきゅうって読めないですよね?私だけ?
<本日の1日1新>
びっくりドンキーのカレーバーグディッシュ300g大盛り
びっくりドンキーの大盛りは初めて食べました。大盛りがなかなか減らない年齢になってきました。そろそろご飯屋さんでの大盛りは卒業かもしれません。