生活の変化に対応すること

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政府は2024年前半に紙幣を刷新すると発表しました。

税金というお金に密接に関わる仕事をしている私は大変注目してニュースを見ていました。

そもそも2019年現在は電子マネーや現金以外での決済方法が広がり始めてきているので、2024年にはますます現金以外の決済方法が普及していると確信しています。

生活は絶えず変化していきますし、テクノロジーの進化によって便利になっていくものです。

進化にどう私たち人間が対応するかという視点が大切だと考えています。

そこで今回は生活の変化に対応することについて考えてみます。

京都の平等院鳳凰堂です。大学時代の後輩と見学に行きました。10円玉のデザインで有名な平等院ですが、1万円のデザインにも採用されています。屋根にいる鳳凰は1万円札にも描かれています。

生活は常に変化していく

今回は紙幣の刷新という変化でしたが、生活は日々変化していきます。

最近では電子マネーやスマホでのクレジットカード払い、クラウド会計が登場しています。

私のお客様にもそのような便利なサービスを雑談ベースでお伝えしています。

紙幣が刷新されるのが2024年ということですが、その頃にはますます現金払いをするということが減っているのではないでしょうか。

現金払いしかできないお店は不便なお店だと判断されるかもしれません。

そのような変化に絶えず対応していかないといけません。

変化に対応しなければならない。そのためには知識が必要

生活は日々変化しています。

そして生活に密接な税もまた日々変化しています。

お得なふるさと納税も今年は規制がかかりました。

秋には消費税が10%と8%の複数税率になります。

複数税率に対応できるように準備していますか?

どんな準備が必要なの?

お金はかかるの?

準備しないと損するの?どれぐらい損するの?

知識がないと変化に対応できません。

知識よりも知恵をつける

知識をつけないと変化に対応できません。

知識は大切ですが、知識は陳腐化します。

法律は毎年変わりますし、生活も日々変化していきます。

陳腐化する知識よりも、知恵を磨いたほうが世の中に対応できます。

例えば、私は自分で知識を全て身につけるのではなく、専門分野は専門家に任せるといったことをしています。特に相続税は税理士の中でも対応が分かれる税です。相続はやらないという税理士事務所も多いです。

相続をやらないことで、法人業務に集中できます。年に1度あるかもわからない確率の低い相続は初めからやらないほうが事務所の効率も上がるはずです。

暗記重視の知識よりも、思考重視の知恵でこれから先も対応したいと考えています。

知識重視だと、これはダメ!認められない!という発想になりがちですが、知恵重視だと、認められるにはどうしたらいいのだろうか?という発想になります。

知恵を絞ってあれこれ考えてくれる税理士さんって、お客さんにとっても嬉しい存在ですよね。

<編集後記>

本日は納税協会の相談対応。1人とても込み入った質問をしてくる人が現れました。30分程度で帰ってもらわないといけないのですが、1時間半も相談に来た人でした。その後は建築士さんに人生相談。親身に相談に乗っていただきました。圧倒的感謝。

<本日の1日1新>

自転車で歌島橋までサイクリング